全国展開だから一手に買取可能

漫画の買取価格を左右する要素の1つとして、店舗の在庫状況が挙げられます。

同じタイトルでも、A店では在庫が多いため安く買取られてしまい、B点では在庫が少ないため高めに買取ってもらえるということがあるのです。

ブックオフは全国展開をしており、中古漫画の販売を行うお店だけでも800軒近くあります。

そのため、ブックオフで買取られた漫画は全国各地に引き受け場所が確保されているため、在庫状況による買取価格の安さはあまり心配する必要はありません。

むしろ、他店では買取不可となることの多いコンビニコミックも買取可能となっているなど、店舗が多いからこそできる取り組みもあります。

買取価格がアップするキャンペーンも

ブックオフでは、「買取金額25％UP」や「査定額20％UP」など、買取価格が通常よりお得になるキャンペーンを定期的に開催しています。

一見高値で商品を売れるように思えますが、実際にキャンペーン期間中に利用した人たちの口コミを見ると「査定額が上がっているとは思えない」「キャンペーンが適用されても他の店舗より安い」といった声があがっており、高額査定には繋がらないことが分かりました。

また、書籍の査定額アップキャンペーンでも、コミックはキャンペーン対象外となっている場合もあるため、特典の詳細をよく確認するようにしてください。

店舗展開が多く全体的に価格が安め

ブックオフの利用者からは、買取価格が安いという口コミがかなり多く聞かれており、実際に他の買取店に比べて1/2～1/3程度の価格になってしまう事もよくある様です。

高くても1冊150円が限界で、他店の買取強化に比べるとやはり見劣りしてしまうのが現状です。

この査定額の安さは、全国展開に伴い賃料や従業員給与などの支出が多いことで起きている様です。

800店近くものお店を構えていればそれだけ経費が多くなるのは当然ですので、買取価格が安くなりやすいのも明白です。

また、ブックオフの査定はアルバイトでも買取できるようマニュアル化されており、漫画の美品状態が査定の大半で、市場価値や希少性についてはほぼ判断されません。

多くの漫画を多くの人員で査定するため致し方ないことではありますが、高価買取を求める人にとってはあまり期待できません。

利用しやすいのは点数制限の規定だけ

ブックオフの宅配買取は、「宅本便」というサービスを使って行います。

特段利用しやすいサービスはこれといってありませんが、強いて言えば最小査定点数の規定が比較的緩めということです。

漫画を含む書籍類は10点から申し込みができるため、他店に比べて比較的使いやすいお店と言えます。

しかも、漫画は必ずしも全巻セットである必要はなく、単品でも買取をしてくれるので、途中が抜けていたり重複して買ってしまった漫画を売りたい時も利用しやすくなっています。

また、漫画以外にはゲームやCD、DVDが3点以上入っていても買取可能となっているため、これらも併せて売ればさらに点数のハードルが低くなります。

尚、ゲームについてはレトロ系も取り扱いをしているため、古い物をまとめて売りたいという時には使い勝手が良さそうです。

繁忙期でも大幅な遅延は起きにくい

ブックオフの宅配買取は、発送してから1週間～10日ほど査定に時間を要します。

漫画買取店の多くはスピーディーな対応を売りにしているお店も多いため、それに比べると査定結果が分かるまでゆっくりめのお店です。

ただ、やはり大手買取店だけあって人員は非常に多く、繁忙期であっても大幅な遅延はほとんど起こる事がありません。

お店によっては、1～2週間ほど時間を要してしまう事もありますが、ブックオフなら繁忙期に利用しても待たされることなくストレスフリーで利用できます。

査定結果の確認はWeb上で行う事になり、承認コースであれば金額を確認してからキャンセルをすることも可能です。

ただし、漫画の返送は送料お客様負担となってしまいますので、注意しましょう。

商品の買取明細を提示してもらえる

買取店の中には、複数のコミックを査定に出すと「コッミク△点で▲▲円」といったように、査定額の総額のみを提示する所も少なくありません。

しかし、ブックオフは漫画のタイトルごとに査定額を提示してくれるため、どの漫画がいくらで売れたのか把握することが可能です。

査定額の詳細をしっかり教えてくれるため、個別の買取金額を知りたい方には利用しやすいサービスと言えます。

査定結果のメールには、値段の付いた商品の点数と総額しか記載されていないので、個別の査定明細を見たい方は、マイページにログインして確認するようにしてください。

ブックオフの出張買取の評判はどう？

ブックオフでは、店頭買取や宅配買取以外にも、自宅まで来て直接商品の査定をしてもらえる出張買取も実施しています。

出張買取の種類は2種類あり、「出張買取センター」の場合はセンターが近くにある対象の地域でないと利用できませんが、「店舗出張買取」なら全国対応しているため、地域に関係なくサービスを利用することができます。

出張買取を使っても出張費はかからないため、売りたい本が大量にある方は利用を検討してみましょう。

ただし、注意したいのが、自分の住んでいる地域の店舗が店舗出張買取に対応しているとは限らない点です。

出張買取の依頼をしようとしても、「この店舗では対応していない」と断られることも多いようなので、事前の確認が必要になるでしょう。

宅配買取の返送料は利用者負担

ブックオフは、点数条件さえ満たせば宅配買取や出張買取のサービスを無料で利用できます。

しかし、宅配買取を利用して買取をキャンセルした場合、本の返送料は全額利用者負担になります。

査定に出した本の量や、返送場所によっては返送料だけで数千円になってしまうこともあり得るので注意しましょう。

返送料がもったいないと考え、査定額に納得がいかないまま本を手放してしまう人も多いため、処分目的だけでなく、買取価格も重視する人にとっては不向きなサービスと言えます。

「余計なお金をかけずに買取をキャンセルしたい」という方は、返送料も負担してくれるお店を利用するようにしましょう。

本に値段が付かない場合が多い

ブックオフに本を売っても、あまり良い値段が付かないことは有名ですが、そもそも本に1円すら付けてもらえないことも少なくないようです。

ユーザーの口コミを見ると、「査定に出した商品の8割に値段が付かなかった」「一冊1円にもならない」「265冊送って220冊は買取不可」など、大量の本を送っても半分以上の商品に値段が付かないケースもあるため、本を大量に売って高額査定を狙おうと考えている方にブックオフの利用は適していません。

ブックオフの値段を付ける基準は、商品の販売数、在庫数、販売経過年数、定価となっているため、人気のある本でも在庫数が多ければ安値になってしまう他、販売から時間が経っている作品だと値段を付けてもらえないことがあるようです。

梱包に使うダンボール箱が有料

漫画や本の宅配買取を行っている店舗では、梱包に使う際のダンボール箱を無料で提供してくれる所もあります。

しかし、ブックオフは無料で梱包材は提供しておらず、ダンボール1枚につき200円で販売しています。

もちろん新品ではないダンボール箱を利用しても問題ないので、手元にダンボール箱がある方はブックオフで箱を注文する必要はありません。

ダンボール箱を購入する場合、合計金額が1,500円未満だと配送料として360円がとられるので、ブックオフで梱包材を注文するのはあまりオススメできないのが現状です。

必要な分だけ梱包材を無料でくれる買取店もあるので、他の店舗も併せてチェックしてみると良いでしょう。

ユーザーに効いたブックオフのリアルな評判

他店を圧倒する安さに驚きも・・・

ブックオフは買取価格が安いという声が噂になっていましたが、実際に利用者の口コミを調べてみると、ほぼ全ての方から不満の声が聞かれました。

店頭買取、宅配買取（宅本便）ともに、相当な安さで買取られてしまうようで、低い評判が目立ちます。

処分目的で利用するのであれば良いですが、少しでも高く買取ってもらいたいという方にはオススメできません。

また、サービス面では充実しているのかと思いきや、返送された漫画や本の梱包が雑だったり、スタッフの対応が誠実でなかったりと、この点も評判が良いとは言えませんでした。

「1円にでもなれば」という気持ちで利用し、価格や対応を気にしないという方でないと利用する価値はなさそうです。